終末のハーレム3巻17話
【水泳の時間】

土井は先生に夢中になった。

 

初めてした次の日に、昼間から音楽室の中で二回目をした。

 

病気に勝ったご褒美は最初の一度だけだと思い込んでいたが、先生も自分を男として見てくれていると分かったら自信がついて、校内でするのもスリルを感じて興奮をかき立てた。

 

誰に見られるかも分からない廊下でズボンを下ろし、先生は口に咥えてくれた。
終末のハーレム

 

隙を見つけては、誰もいない教室になだれ込んで、今度は先生のスカートも下ろして後ろから何度も腰を振った。

見つかるかも知れないスリルで、先生の締め付けもいつもよりキツく感じた。

 

でも、夜になれば先生の部屋の柔らかいベッドの上で肌を重ね合った。
終末のハーレム

 

 

休日前の平日に先生の部屋に泊まった。

 

朝目を覚ますと、先生は土井のシャツを来てキスで起こしてくれた。

 

「ごめんね。借りちゃった」

ハニカム先生に起こされた朝は、今まで一番刺激的な目覚めだった。
終末のハーレム

 

「今日は学校休みだし、二人でゆっくりしない?翔太くんが嫌じゃなければだけど」

いつからか名前で呼んでくれるようになった先生は、そんな意地悪な訊き方をして一日一緒にいることを提案してくれる。

土井は遠回しな訊き方に気付かないまま

「嫌なわけないじゃないですか!」

と、素直に答えて先生を満足させた。
終末のハーレム

 

 

コーヒーを淹れに立ち上がった先生。

彼より背が高い先生には、そのシャツは思ったより丈が短くて、豊満なヒップがほとんど隠せていなかった。

 

素肌に自分のシャツを羽織って、鼻唄を歌いながらコーヒーを淹れている先生を見ていると、彼は急に幸せを感じ始めた。

先生の隠れていないお尻の奥に目線をやって、どんどん自分とフィットしてくるのを思い出し、堪らずに後ろから抱きしめた。

 

「ずっと、こうしていられたらいいな・・・」
終末のハーレム

 

先生は僅かに逡巡してから「そうね」と答えてキスをした。
終末のハーレム

 

そのまま舌を差し入れてきて興奮した先生に誘われ、朝から激しく獣のように求め合った。

だが、この後に何が待っているかなど知る由もなかった。
終末のハーレム

 

 

休み明けの体育の時間。

カレンに強引に参加させられたのは水泳の授業だった。

 

身体中についた痣を見た女子たちはザワザワし出して、土井は気まずくてその場から立ち去りたくなってしまう。
終末のハーレム

 

カレンにそっと耳打ちして見学で許してもらおうとするが、彼女は担当官として許可を出さなかった。

 

「参加しなきゃダメ?」

「目覚めてから1週間以上経つんですから、いい加減運動しないと!」

「いや・・・僕は運動は・・・」

と口ごもると、カレンはニヤニヤしながら

「ゆず先生としてるから必要ないですか?」

と、言ってきた。
終末のハーレム

 

知らないはずはないと分かっていたが、面と向かっていわれるとさすがに恥ずかしかった。

 

カレンが自分と先生をくっつけようとしてくれたのは、今思えばそうだと分かる。

「それについては感謝してるよ」

と素直に礼を言うと

「じゃあ、今日はカレンのお願い聞いて下さい。水泳楽しいですよ」
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と言われたので、もう断れる空気じゃなくなってしまった。

 

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