終末のハーレム2巻8話
【失われしもの】

火野は美女3人とお風呂に入っていた。

 

そこにはお気に入りの北山玲奈もいた。

 

ほとんど着ている意味のないマイクロビキニを着た3人は、自分の身体にボディソープを塗り付けて、彼を気持ち良くさせようと奉仕していた。
終末のハーレム

 

 

「恭司様。こんな美女の身体で洗ってもらって気持ちいいでしょう?」

と、黒ビキニの女が甘く囁く。

 

「最高に気持ちいいけど、毎日美女を取っかえ引っかえしていると慣れてくるもんだな」

と、彼は楽園だと宣言した世界でも、さすがに飽きてきているようで溜息を吐いた。

 

そろそろ別の刺激が欲しいなあと言うので、黒ビキニの女は他の二人が見ているのも構わずに、贅沢を言う口を塞いだ。
終末のハーレム

 

 

「くちゅくちゅ」

「はぁはぁ」

 

音を立てて舌を貪りあう二人に、玲奈はドキドキしながらも目を逸らせなかった。
終末のハーレム

 

 

激しいキスの刺激がお気に召した火野は、少しテンションが上がった。

 

もう一人の茶髪の女が「私も~」とおねだりしながらすり寄って来ようとするが、その前に、もっと強い刺激を得られる提案をした。

 

「今日はここでみんなでしようか?」

お風呂場で4人でしたことはなかったので、彼女たちも思わず鼓動が高鳴る。

しかし、玲奈はあくまでも真面目に

「勝手なことをして恭司様の予定を乱したら、担当官に叱られます」

と心配する。
終末のハーレム

 

火野はそんなそう言う玲奈に強引にキスをして、理性を吹き飛ばさせた。

 

 

「あっあっ・・・ダメっつ、恭司様」

そのまま玲奈に向かって腰を突き動かす様子を、石動寧々子はしっかりとモニターしていた。

「はあ、はあ・・・恭司様」

ただ彼女も、他人のメイティングの様子を見ているうちに興奮が抑えられなくなり、仕事中にも関わらず自分の指で慰めていた。
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寧々子が見ている間にも、火野は玲奈の胸を優しく包みこんでから乳首をクリクリと刺激する。

 

少し触られただけで身体が「ビクンッ」と反応し、乳首からの刺激で股間にぞわぞわするような感覚が這い上がってくる。
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他の二人は玲奈ばかりが攻められているのに我慢できず、甘い声でおねだりしながら胸を押し付ける。

 

「順番順番」

と言われるが、彼の股間に手を伸ばして

「恭司様も早くしたくて堪らないでしょう?」

と囁くと、さすがの彼も顔を赤くせずにはいられなかった。
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「どうぞ。お好きなところからお使い下さい」

 

黒ビキニの女はそう言いながら足を広げて見せ、玲奈は後ろを向いてお尻を突き出し、茶髪の女は横目で視線を送る。

 

火野は積極的な黒ビキニの女のショーツをずらし、

「じゃあ、遠慮なく」

と言ってメイティングを始めた。
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