終末のハーレム37話ネタバレ
【柳律香】

同時多発テロより時は遡る。

 

 

更衣室に入った土井はプールの授業のために着替えようとしたのだが、そこは女子更衣室であっという間に同級生の女の子たちに取り囲まれていた。
終末のハーレム修正前

 

 

「いやいやいや、おかしいでしょ!」

そう言って逃れようとするが、

「男子更衣室は取り壊しになったので、これからここを使ってくださいね」

と、カレンが群がる女の子の一番後ろから声をかけてきた。
終末のハーレム修正前

 

カレンが女の子たちを煽ると、嬉々として彼に群がり、まず一条が彼のシャツを握り締めながらキスで言い逃れをさせず、続いて柊がズボンに手をかけてベルトを外そうとする。
終末のハーレム修正前

 

彼が小さな声で抵抗するのを他の女の子たちは固唾を飲んで見守っている。

しかし、集団に襲われるという羞恥心に耐え切れなかった彼は「ごめん」と言って逃げ出した。
終末のハーレム修正前

 

カレンはドアから半身を乗り出し「翔太サマ!」と声をかけるが、「今日は体育欠席します」と服の乱れを整えながら彼は言い残して走り去っていった。
終末のハーレム修正前

 

 

 

勢いで逃げ出した土井は、図書室の前を通りかかり、初めて入るそこのドアを開けた。

すると、また水着を着た同級生二人が当たり前のように行儀よく椅子に座って本を読んでいた。

 

彼女たち二人も彼が入ってきた事に驚き「土井氏」「翔やん」とそれぞれの呼び方で彼を呼んだ。
終末のハーレム修正前