終末のハーレムの世界観

近未来の地球。

MKウイルスと呼ばれる男性のみに感染する致死性のウイルスが蔓延した世界。

そのウイルスの抗体を持ち、今まで通りの生活を送れているのは、世界でたった5人だけだった。

彼らに共通しているのは「細胞硬化症」と言う病気を患い、コールドスリープで特効薬が開発されるまで数年間もの間、眠り続けていたということ。

彼らたった5人の男に託されたのは、より多くの女性との子作りだった。

 

【ここでは、男性・一般人・担当官・メイティング候補・その他の分類で紹介していく】

 

 

 

男性、一般人

水原怜人

世界で二番目に目覚めた男。

医大生の頃に病気が見つかり、幼馴染みの絵理沙に告白してから長い眠りについた。

5年後に目覚めた世界で知っている相手は、妹のまひるしかおらず、兄はウイルスの進行を遅らせるためにコールドスリープしていた。

突然子作りしろと言われて戸惑うが、失踪した絵理沙を探すためと特効薬開発の時間として、1ヶ月だけ猶予を貰い、どれだけ誘惑されようとも誰ともメイティング(子作り)しない、強い意思を持つ。
終末のハーレム

 

 

火野恭司

世界で最初に目覚めた男。

怜人と違い、あるがままの世界を受け入れて毎日メイティングに励む。

元々はどこにでもいる自由気ままなフリーターだったが、突然細胞硬化症と診断される。

それでも持ち前の前向きさを保ったまま眠りにつき、その前向きさは目覚めてからも変わらず、ハーレム生活を満喫している。
終末のハーレム

 

 

土井翔太

世界で三番目に目覚めた男。

いじめられっ子だった彼は担当官の神谷花蓮のおかげで、5年後の世界で自分に自信をつけることができて、カレンの思惑通りにメイティングに励むようになる。

彼のために用意されたハーレム学園で、憧れだった先生とメイティングしてからは、すっかり女性の気持ち良さにハマっていく。
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水原まひる

怜人の妹。

5年経った後もまだまだ子供っぽさを残したお兄ちゃん子だが、世界経済が立ち行かなくなって避難民になった子供たちを気遣うなど、お姉さんとして優しさを見せる正義感を持っている。
終末のハーレム

 

 

水原龍。

怜人の兄。

コールドスリープに入ることになって不安そうにする弟を元気付ける優しい性格。まひるからはぞんざいに扱われているが、それは妹に余計な一言を言ってしまうところがあるからかも知れない。

怜人が目覚める前にウイルスに冒され、特効薬の開発を待ってコールドスリープに入る。
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絵理沙

怜人の幼馴染み。

彼とは相思相愛だったはずだが、土壇場になっても彼の態度が煮え切らなかったので、告白をちゃんとOKできなかった。

それでも彼が眠りにつく前に「待ってるからね」と見送りの言葉をかける。しかし、5年後の世界で彼女は行方知れずになっていた。
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マユ

翔太の妹。

彼とは離れて暮らしていて、時々ライブ電話で連絡を取っている。彼女も何らかの病に冒されている。
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男性の専属担当官たち

周防美来

水原怜人の担当官。

彼が目覚めてから最初に見た女性で、世界の状況を説明した人。ほとんど無表情だが、好きなものを食べている時や、彼の優しさを感じた時に笑顔を見せる。

どこか絵理沙に似ているが、未だ関連性があるかは分からない。
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龍造寺朱音

水原怜人の専属ナース。

メイティング候補でもあるので、彼がシャワーを浴びている時に乱入して初対面を果たす。

自分から誘うのに抵抗がない豪快な性格で、いつも酒を飲んでいる。しかし、看護師だけあって労わりや冷静さ、包みこむような優しさがある。
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水原怜人のボディガード。

見た目は小中学生くらいの子供だが、常人離れした身体能力を秘めていて、彼に襲いかかってきた熊を一撃で仕留めたこともある。

性格は至って無邪気で、メイティング候補には入っていない様子。
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石動寧々子

火野恭司の担当官。

メイティングをしようとしない男の担当になった美来をからかう意地の悪さを見せながらも、少し睨まれると怯む臆病さを併せ持つ。

火野の積極性もあって問題なく担当官の仕事をこなしているが、彼が女性としているところを監視しながら、自分で慰めている。
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神谷花蓮

土井翔太の担当官。

いじめられっ子で自分に自信がないタイプの翔太の性格を分析し、彼に興味を持つ女の子だけを集めて特別な学校を作り、彼に5年越しの高校生活の舞台を用意する。

常に高めのテンションで、彼が憧れていた元担任を最初のメイティング相手として消しかけ、順調なスタート切らせる辺り、かなり頭が切れる。
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黒田マリア

水原怜人の新担当官。

美来の後任で、ウイルスの研究者。メイティングもせずに研究ばかりしている彼のために用意された人物だが、男は苦手で拒否反応を示す。

ただし、ウイルスに関する話をしている時だけはそれだけに夢中になり、裸を見られても平気になる。
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片桐麗亜

水原怜人の新担当官。

マリアが研究のサポートに対して、彼女は生活全般をサポートする秘書的立場。

マリアとはまた違う意味で男を嫌悪していて、彼に対してもキツイ口調を崩さずに嫌悪感を露にして接することも多い。

そして、美来には特別な感情を抱いているようでもある。
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メイティング候補の女の子たち

怜人に選ばれるのを待っている入浴中の女性たち。

マジックミラーの向こうに彼がいることなど知る由もない。
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北山玲奈

女優だった頃から清楚なイメージがあったが、メイティング相手に選ばれてからも、恥じらいを隠せずに子作りに励む。
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羽生柚希

土井翔太の元担任で、5年後の世界でもカレンの計画に組み込まれて、再び先生として彼と再会し、最初のメイティング相手になる。
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一条奈都

翔太のクラスメイト。一人で着替えもできないような箱入り娘だが、彼を前にすると積極的にアプローチして二人目の相手になる。
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東堂晶。

バレー部エースでかなりの巨乳の女の子。恥ずかしがり屋なところがあるが、彼女が近づくだけで彼は頬を赤らめるほど魅力的だとは、本人は気付いていないかもしれない。
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柊春歌

彼とは趣味が合い話も弾むが、特に積極的にメイティング相手になろうとガツガツしない、自分のペースを崩さないタイプ。
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黒田・レイン・ちふゆ

彼のために作られた高校に飛び級で入ってきた天才少女。

頭はいいが、運動神経は壊滅的。なのに根拠のない自信に漲っていて、年上のクラスメイトたちの手を焼かせたりしている。
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その他

UW日本支部の技術長官。

いつまでもメイティングしない怜人に業を煮やして、子飼いの女性たちに襲わせようとする。
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国務長官の鬼原。

実質、今の日本のトップにいる女性。
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UW日本支部の幹部。

周りの緊張感などもお構いなしに、バカな女性を演じているふしがある。
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